V.G.M.@Akira Kohno

アップル製品、デジタルガジェット、アプリケーション、デザイン、動画、DIYなどのお役立ち情報(自分用の備忘録的なものも含む)、趣味や生活、個人的な関心事など。

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イラレでものづくり 〜レーザーカッター&UVプリンターで家の表札を作ってみた〜

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目次

 

この春、引越ししました

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引越し業者の繁忙期に差し掛るかどうか・・・ぐらいの時期に引越しをしました。新居自体には満足してます。色々とグレードアップはしたと思いますので。

 

さて「今日からここに住むぞ!」と新生活を始めるにあたって必要なもの、というのがいくつかあると思います。例えばカーテンや照明などはその日無いと困りますよね。インターネット回線についてはスマホがあれば何とかなりますが、出来るだけ早めに欲しいです。

 

そう、ネット回線についてはタイミング的に手遅れで、結果的に2ヶ月ほど待つことになりました。私の場合はポケットWi-Fiで凌ぎましたが。

 

急ぎでは無いが「なる早」で要るもの=『表札』

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まぁ、紙に書いて貼っとけば良いのかも知れませんが戸建なので一応無いと格好悪いですよね。ちゃんと表札を入れる場所があるのですから。あ、でも最近は「あえて名前出してない」という家もあるのでしょうかね? 近所でもチラホラ見ます。 

 

ウチに限らず最近はネットショッピングする方は多いと思います。配達業者さんにも分かりやすいように表札は出しておいた方が良いかな、と個人的には思います。あと、うちのように郊外の場合は周辺の1区画が全て同じ番地みたいなこともあるので。そういうこともあって「名前 + 番地」を記載した表札にしようと思いました。

 

どうやって表札を手配する?

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元々は表札の入る部分に金属のプレートだけが入ってました。アルファベットのレタリングシート(カッティングシートのような素材)みたいなのが付属していました。

 

表記を変えたい、あるいは素材そのものを変えたいという場合には、表札を作成する業者に発注することになります。ネットでもありますがホームセンターのサービスカウンターなどでも発注可能です。デザインはテンプレが決まっていて、フォントを選択することができるようです。費用的には10,000〜15,000円ぐらいでしょうか?

 

もう1つは自作するというものです。

 

表札を自作することにしました 

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私は以前に天満橋の『Co-Box』さんでレーザーカッターの体験、それからレーザーカッターとUVプリンターを組み合わせてアクリル板のキーホルダーを作る、というワークショップを体験したことがあります。今回の表札作りはワークショップでやった「レーザーカッターとUVプリンターの組み合わせ」がまさにそのまま応用できます。

 

co-box.info

 

www.akira-diary.com

 

まずは元々付属していたプレートの寸法(幅×高さ×厚み)を計測し、仕上がりサイズよりも少し大き目のアクリル板をホームセンターへ買い出しに行きました。

失敗が無いとも言い切れないので、2枚分を余裕で切り出せる大きさのものを買いました。表札は屋外に設置するので「キズがつきにくい」という少し高めのものにしました。

 

デザインをAdobe Illustratorで作成し、Co-BoxさんのWebサイトからレーザーカッターとUVプリンターの利用予約をして、天満橋に出向きました。

 

油断大敵、凡ミス連発するもサポートのおかげで何とか出力!

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使い慣れたIllustrator、ワークショップの体験もあったので油断していました。データ作成の復習が不充分でデータに色々と不備があったのですが、Co-Boxさんのサポートのおかげでリカバリーできました。ありがとうございます(^0^;)
以下、復習。

  1. 出力データは原寸で作成すること
  2. カットはRGBデータ
  3. プリントはCMYKデータ(カラーモード変換時の色の置き換えに注意)
  4. 透明アクリル板の背面からプリントする場合は画像を反転
  5. 背面からプリントする場合は背景色(出力設定時に白インクに置き換え指定する)は最前面レイヤーに配置する

 

無事に出力完了!

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因みに、レーザーカッターもUVプリンターも設定や出力方法についてはレクチャーしていただけます。私は未だ自信が無いので付いていただいての出力となりました。

 

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個人情報を晒すわけにいきませんので実物の表札はここではお見せできませんが、ブログ用(?)に我が家の猫の表札も出力しました。

 

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実際に設置してみました。仕上がりにも満足です。

 

Illustratorが使える方なら、自分の想い通りの大きさ・形状にアクリル板をカットしてそこにUVプリンターで印刷することが可能です。UVプリンター単体で使うこともできます。例えばスマホケースにオリジナルデザインをプリントすることだって可能です。小ロットのノベルティ商品試作品を作成するのにも良いかも知れませんね。

 

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