小型充電式簡易 PA システム「DJ-Tech Cube 66 BT」を購入しました
朝夕の寒暖差がまだまだ大きい3月。でも近所を散歩してると梅や桜(?)がちらほら開花しているようで、春の兆しを感じることができます。
春といえばお花見もそうですが、歓送迎会など色々イベントが多い時期ですよね。そして一段落したかと思えばすぐにゴールデン・ウィークがやってきます。
さて、そんなイベントではBGMを流したり、ゲーム、カラオケ、楽器演奏など余興を行ったりするということも少なくないかと思います。そんな時に必要になるのが「PA」です。
[ 目次 ]
「PA(ピーエー)」とは?
Public Address(パブリック・アドレス)の略称で「放送設備」という意味です。
身近な例
- 朝礼での校長先生の話
- 政治家の街頭演説
- カラオケ
- コンサート
いずれも「大人数に音声情報を伝達する」ために、マイクで拾った音声や音源(楽器演奏やCDなど)をアンプで増幅し、スピーカーで拡声するというものです。
空間の大きさや人数、周囲の環境などに応じて設備の規模も変わってきますが、私が購入した「DJ-Tech Cube 66 BT」は比較的小規模向けのもので、コンセントが使えない野外でも使用できるものです。
なぜ「DJ-Tech Cube 66 BT」にしたのか?
バッテリー内蔵
お花見の余興やストリートライブなど野外で音を鳴らしたい場合、発電機でも用意しないかぎり普通は電気を使えません。電池駆動できるギターアンプなどもありますが全ての音源に使用できるわけではありません。使用状況にもよるそうですが「DJ-Tech Cube 66 BT」は約10時間、上位モデルの「DJ-Tech Cube 95 BT」は12時間稼働することができるそうです。
ところで、電子楽器などを使用したい場合は別途電源が必要になりますよね。昔は発電機を使用していたと思うのですが、今なら「ポータブル電源」で検索すればAC電源が使えるバッテリーがたくさんヒットします。車とかアウトドアが趣味の方は詳しいと思いますが、私はポータブル電源をサイクリングに連れて行こうかと、小型で低価格なものを物色しておりますw
ポータブル電源+DJ-Tech Cube で電源が必要なキーボード弾きからターンテーブリストまで、充電容量の許す限り手軽に(?)場所を選ばずにパフォーマンスができる時代になりました。
背面にUSB端子がありますが「DJ-Tech Cube」をモバイルバッテリー用途でiPhoneやiPadを充電することは残念ながらできません。コンセントから給電している場合においてはUSBから給電可能になります。ここはちょっと残念な気もしますね。
Bluetooth搭載
専用のチャンネルが用意されており、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンとペアリングすることで、ワイヤレスでスピーカーから音を出すことが出来ます。
ストリートライブ等、楽器演奏の場合でもバックトラック音源(カラオケ)をiPhoneから送り出したり、シーケンスソフトをMacBookで走らせながら楽器を演奏することもできますね。
マイク+iPad+DJ-Tech Cube という構成でカラオケが出来でしまいますね。「dTV」にはカラオケのコンテンツがあります。歌詞はiPadで見て、カラオケと歌はDJ-Tech Cubeから音が出ます。
TALK OVER機能を搭載したマイク入力チャンネル
ユニークな機能として、マイクで話している時だけ自動でBGMの音量を下げてくれる「TALK OVER」機能というのが付いています。これは幅広い使用シーンを想定しているのでしょう。
楽器演奏を目的にしている方にはあまり縁のない機能かも知れませんが、同じパフォーマーでも大道芸人の方には便利な機能かも知れませんね。パフォーマンス中はBGMをかけっぱなしでマイク(大道芸人の場合は電池駆動するワイヤレスピンマイクを使う?)と音楽のミキシングも手がかかりませんので、BGMの切り替えだけiPhoneで行えば1人で完結できそうです。
あとはイベントのMC、お店での実演販売、展示会での呼び込み&プレゼンなど、レジャー、エンタメからビジネスシーンでも使えます。
セッティング例
主な仕様
DJ-Tech / Cube 66 BT | DJ-Tech / iCube 95 BT(生産終了品) | |
入力ch数 | 3 | 5 |
入力1 | マイク入力×1(コンボジャック) | |
入力2 | マイク入力×1(フォン端子)&RCAステレオ端子×1 | マイク入力×2(フォン端子) |
入力3 | Bluetooth 入力(ワイヤレス)×1 | AUXライン入力×1(RCAステレオ端子) |
入力4 | - | Bluetooth 入力(ワイヤレス)×1 |
入力5 | - | iPod入力(30pin? Lightning不可) |
外部出力 | RCAステレオ端子×1 | |
その他機能 | トークオーバー機能搭載(マイク入力信号優先機能)/マスター出力トーンコントロール機能搭載/充電・過放電防止インジケーター装備/タブレット端末などを立てかけられるスロット装備/接続したBluetoothデバイスに充電できる便利なUSB端子 (AC電源駆動時) | |
最大出力 | 50W | 80W |
スピーカーユニット | 2 ウェイ、0.8 インチツイーター+ 6.5 インチウーファー | 8インチ |
外形寸法 | 272×272×377mm (W×D×H) | 300×300×530mm(W×D×H) |
重量 | 8.7㎏ | 16㎏ |
バッテリー連続稼働 | 10時間 | 12時間 |
電源仕様 | 100-240V 50/60Hz | |
最大消費電力 | 60W | |
キャリングハンドル | ◯ | ◯(伸縮式) |
キャスター | - | ◯ |
実売参考価格 | 18,000円(税込 19,440円) | 39,800円(税込 42,984円) |
「出力50W」って、どの程度使えるものなの?
スピーカーの出力の性能の目安ですが「ミュージックハウスフレンズ」さんの紹介動画によると「静かな部屋なら100人程度、ガヤガヤした部屋なら50人程度(のキャパ)。小規模なイベントにちょうどいい出力」だとのことです。
屋外では周辺環境にかなり左右されると思いますが、機会があればまた実験(?)してみたいと思います。
私は楽器練習を目的に購入しましたが、ライフスタイルやビジネススタイルに合わせて、色んな場面で活躍するのではないかと思います。特にイベントの多い春から夏にかけて、アクティブな方ほど重宝することでしょう。
気になった方はチェックしてみてください!
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